嫌いだった体育授業のスキー
今週のお題「冬のスポーツ」
雪国出身のため、冬の体育はスキー
ものすごーく嫌いでした
一般の校外学習にあるような、インストラクターからスキー場で楽しくレッスンを受けるというものではないのです
私の小学校は校庭に坂があり、そこでスキー授業
ウォーミングアップは校庭をスキーで1周
普通に走るより辛い
リフトという贅沢なものはありません
自分で頂上までスキーでカニ歩きをして斜面を上がります
登りきれずよく途中で滑り落ちていました
そして登りなおしては、また滑り落ちるという負のスパイラル
やっと坂の上に上がって滑っても思ったようにはスキーをコントロールできず、とんでもないところに突っ込んだり転んだり、、、
私は下手くそチームだったので、先生は下手くそメンバーには容赦ありません
熱血に指導されます
「雪だから転んで痛くない!!怖がるな!!!」
と無茶を言われ、
先生の熱量と反比例するかのように、心と体は寒くなったものです
雪国に生まれたこと、とても恨みました(当時は)
それでも小学校卒業する頃には、熱い教師たちのおかげで運動神経なしの私でも滑れるようになりました
「雪国出身だから滑れるでしょ」という理由で稀にお付き合いでスキーに行きますが、おかげさまで中年になった今でもそこそこ滑れます